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自然界の中で全ての生命体は、本能の赴くままに生かされています。
私達人間もその例外ではありません。
本能的な関係の中に、社会生活があったり、生き様があったり、自然界との調和があったりしているのです。
本来ならば、本能の赴くままに生きることが、全ての生命体にとって、一番素晴らしいことなのですが、環境という中の適合は、時には本能を傷つけてしまうほどの、現実を持っています。
寒さとか暑さとか、明るいとか暗いとか、環境は常に変化の中にあり、その変化に対応するのも、実は本能なのです。
美味しいものを美味しいと感じたり、お腹がすいて何かを食べたくなったり、耳障りな音に、意識が動転したり、肉体的な本能は、環境の中でいつも正しい答えを見出します。

しかしながら私達は、余りにも観念が強すぎ、本能を無視した生活を毎日過ごしているのです。
本能から外れていけばいくほど、意識的な限界を迎え、要するに、本能的な自然治癒力や免疫力が失われていく結果になるのです。
肉体における本能的な意識は、心臓が動いたり、眠ったり、疲れが取れたり、身体が軽くなったり、沢山の本能的な現象の中に私達はいるのですが、それを観念や努力で補おうとし、逆の方向に進んでいってしまっているのかもしれません。
あれを食べたら健康になるとか、何かの機械にすがったら健康になるとか、この社会には、本能を破壊し、理論もそれにそぐわない方向で、利益ばかり追求した出来事が多すぎるのです。
電子治療器や健康食品も、本能には無関係な存在です。
本能は、美味しいものを美味しく食べたがっているし、必要なものだからこそ食べたくなるし、疲れたら眠くなるし、暗くなったら身体は安らぎを求めてくるし、朝の目覚めの中で起きようとし、身体は動きたがっているのです。
呼吸も少しずつ増えていき、心臓もその脈拍は少しずつ速くなってきます。
目覚めと共に身体は動き出し、暗闇の中では安らげる方向へ、本能的に導かれていくのです。
私達は観念で物事を考えすぎ、理論や言葉にごまかされ、教育という、限られた教えの中で、植え付けられた観念は、そこから抜け出すことが出来ず、本能を無視した社会生活が、毎日続くのです。
そんな中で、健康を求めたり、心の安定を求めたりしているのですが、それは中々うまくいくわけではありません。
遺伝子学的に物事を考えたならば、自然界の法則がそこに存在し、その自然界の法則の中に、本能というプログラムが存在するのです。

要するに、人間の観念の中には、それにそぐわない理論が多すぎるのです。
しかし社会性の中では、本能のまま生きることは出来ません。
管理された社会の中で、その法則を守りながら、私達は毎日を過ごさなければならないのです。
しかも、自然界にそぐわない食べ物が、余りにも多く存在し、本能的な意識は、いくらそれを拒否しても、逆にそれを食べなければ、生きていくことは出来ないのです。
人間達は、なんて愚かな間違いをしたのでしょうか。
自分達で作り上げたこの社会が、本能を傷つける最大なる出来事になっていることを、早く気付かなければいけません。
豊かさや便利さは、観念で作り上げた偶像に過ぎないのです。
本能は、初めからそんなもの望んではいません。
自然の中で、少しだけ知恵を絞り、いかに環境に適合していくかが、本能の真髄なのです。
観念は、脅しと恐怖の中から逃れようと、現実を無視し、有効性の中だけを模索しながら、今のあり方を、有利にしているに過ぎないのです。
要するに、心の満足度を得るために、人よりも高価なものを買ったり、宝石やバッグ、高級な家、そんなものは、本能には全く関係のない出来事なのです。
心の豊かさが、本能にどう繁栄するかは別とし、本能が求めている、本当の姿を、私達は今、認識することが出来ていないのです。
心の満足度だけに意識を集中し、本能的な満足度に対しては、全く無頓着な考えを持っているのかもしれません。

これからの未来は、本能の意識に、どう向き合い、それをどう反映させるのかが、一番の課題となるでしょう。
健康的な自然の中での生き方を望むならば、本能に従うしかないのです。
そこに環境を適合させ、社会を作り上げていくのです。
それが私達の望む、未来なのかもしれません。

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