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人々が生活していく上で、最も基本的な原則が、衣食住です。
その中でも、私達が生きていくには、毎日食事をしなければなりません。
家は一度建てると、上手にさえ使えば、何年でも持ちます。
衣類は、この季節のある日本の中では、夏服と冬服に分けられ、子ども達のように成長していく過程ではたくさんの衣類が必要となりますが、成人した人達は、さほどたくさんのものを必要としていません。
これも上手にさえ使えば、またみんなでリサイクルしあえば、さほどたくさんのものは、急激に必要になることはないでしょう。
今までの社会生活の中で、大いなる欲の存在が、きれいな服を着たり、豪華な家に住んだり、高級ブランドを手にしたり、それがステータスとなるような意識がうごめいていましたが、これからは現実が全てを支配し始め、そのような高価なものに神経を集中することは、まれな現象となってくることでしょう。
要するに、見てくれやデザインよりも、機能性というものが重視され、見栄と言う世界が極めて人間を駄目にしていったことが解り始めてくるのです。
今、需要と供給のバランスが崩れ、与えられた生活物資は飽和状態となり、新たに必要なものはほとんどないといわれる中、急激なデフレの中で、物がどんどん安くなり、また逆に安くても必要でないものは買わないなど、世界経済は大変な危機を迎えていることは間違いないのです。
この中で今起こっている現象は、止めることはできないことと思われます。
生産性を持たない人々が管理する側に回り、そして所得を得ています。
そんな経済の仕組みの中に、矛盾が大きくはびこり、貧富の差は非常に大きくなってきました。
直接生産し、それを生活の糧にしている人達は、世界貿易の中で、そして世界経済の差額の中で、非常に厳しい状況下にあることも事実なのです。

子どもの頃、川の周りは菜の花畑で覆われ、夏にはスイカがゴロゴロ、秋には白菜やキャベツや大根があり、そこに大勢の人達が生活の糧を求め働いていましたが、今そこはただの草むらとなり、もう何も作られていません。
何故ならば、作っても売れない、そして売れても安すぎるからです。
そんな経済の矛盾が、この大地をただの草原にしていったのです。
多くの農家が農業をやめ、町に居住の地を求め、移動しました。
確かに、作るより買った方が安かったのです。
今後迎える世界の大混乱の中で、未来がどう変わるかは想像もつかない中で、日本における農家は、経済発展の中では必要がなくなってしまったのです。
もうすでに、農業を辞めた農家は、どれだけの数に上ることでしょうか。
人口が70億を超えた今、世界は食糧危機に陥ることでしょう。
何故ならば、先ほど言った衣類や建物と違い、この食べるという行為は毎日欠かさず行われる、生きるための絶対条件なのです。
当たり前のことですが、食べなければ生きていけないのです。

今までは、高度成長の中で経済が進み、お金さえあればなんでも買える時代がありましたが、需要と供給のバランスが崩れた今、収入が乱れ、そのお金さえもどうなるか未知的な方向に進んでいることは間違いないのです。
大手企業は大陸へと移動し、国際化社会になじめない日本人は、日本の国内で呆然と未来を見つめるしか出来ないのです。
国内失業率は高くなり、低賃金の中で、毎日の食生活を送らなければならないのです。
日本の農業は、ある一部のものを除き、一般的には非常に厳しい状況下にあります。
農家の人達は、いつでも農業をやめる準備をしているのです。
もし農家が農業をしなくなったら、そして世界からの輸入が止まったら、私達はどうなることでしょうか。
地球規模で見れば、食糧危機の真っ只中に、今存在しているのです。
日本経済が世界の食物を買い漁る時代が、もう終わろうとしているのかもしれません。
今一度、日本人が農業に目覚め、そして農業をしようとしても、今の環境の中では、それすら不可能となっているのです。
大変残念なことですが、東北の米が日本人の生活を支えていたことは、間違いないのです。
それが今危機を迎え、未来は大きく変わろうとしています。
早く気付かなければなりません。
安全な大地で、農業を計画的に。
そして起こるべき未来を、早く知ることです。

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