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縄文時代、そして石器時代、この倭民族の中で、一番貴重とされてきたものが麻であり、麻は日本文化そのものともいえるでしょう。
日本の大地は、いたるところに麻が生い茂り、豊かな緑とその繊維は、この倭民族に大変大きな文化を与えてくれました。
しかしながら、今はその麻は規制され、作ることは出来ません。
本来ならば、この麻を利用しての科学は、医学においても生活環境においても、また今大きく騒がれている、エネルギー問題にさえも解決の糸口となる、大いなる存在なのです。
そのような麻の文化の中で長い年月を過ごし、日本という国は出来上がってきたのですが、今のような厳しい現実の中で、もう一度その麻文化が蘇ることが、非常に大きな意味を持つこととなるでしょう。
麻の利用価値を最大限知っている倭民族だからこそ、必要な事柄なのです。
またこの麻には、魔を除ける意味があり、俗に神社のお札のことを、大麻(たいま・おおぬさ)と呼ぶのも、そこからきているのです。
この麻により、倭民族の意識は非常に強いものとなり、この麻を纏うことにより、神との関係が成立してくるのです。
そういった意味で、日本人と麻との関係は、切り離すことの出来ない深い関係の中に存在していることは言うまでもありません。

またもう一つ、日本には、日本を象徴するような、とても素晴らしい樹木が存在しています。
それは、檜です。
檜には、同じ種の中に、檜葉(ヒバ)や翌檜(アスナロ)といったように、同じように使用されるものがありますが、ここでは檜を主とし考えてみましょう。
この檜は、野生のものは日本と台湾にしかありません。
日本では、いたるところに檜の野生は存在しますが、一番有名なのは、木曽檜ということになるのでしょうか。
この檜には、香りの主成分として、ヒノキチオールが存在し、香りと共に殺菌効果があり、また、檜に取り付く以外のカビを防ぐ、防カビ効果もあるのです。
神社仏閣の屋根には、檜の皮を幾重にも重ね合わせて作られているものもあるのです。
全く捨てるところのないこの檜は、日本人の誇りでもあり、日本人の生活に欠かせないものとなっています。
まな板や枡は、ほとんどが檜で作られ、衛生面からも、大変大きな役割を果たしてきたのです。
また、檜風呂は日本独特の文化であり、そこで病気の繁殖を抑え、また逆にその抗菌作用によって、より高い安全性の中で、生活の知恵が生きていたに違いありません。
そういったように、この日本は麻と檜により大きく繁栄し、日本人の生活に、最も密着した形で、それらが存在していることは、現実そのものといえるでしょう。
その素材の持つ性質以外に、この檜は高貴な意識を持つといわれ、松竹梅の上に存在したとも言われています。
要するに、一番高貴な樹木であり、それは生活に密着した、貴重な存在でもあったのです。
ほとんどの城や神社仏閣の素材として使われ、長い歳月の中で、その素材は朽ち果てることがなく、特に姫路城の大黒柱は、木曽檜を代表する存在ともいえるでしょう。

このように日本文化の中に密接に絡み、生活そのものの糧となってきた麻と檜は、今後大きく見直され、もう一度文化の中心となり、その意味をもっと深く知ることにより、霊的な現象をも抑え、日本人が日本人であるという決定的な意識の中で、その素材と共に、私達自身が新しい未来へと進んでいかなければならないはずなのです。
ここに密接な関係を持つことが出来たならば、日本人は新しい意識と共に、なくしてしまった感性と未来における予知能力を取り戻し、もっというならば、本物のシャーマンになれるのです。
そういった意味でこの貴重な存在は、私達にとって大いなる夢の存在となることでしょう。

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