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皆さんは、毎日の生活の中で、たくさんの矛盾と出会うことはありませんか?
中でも一番矛盾を感じるのが、自分です。
何故ならば、言っていることとやっていることが、ずいぶん違うなんていうことがよくあるからです。
辻褄の合わない話が、あちこちにたくさんあり、そのたびに矛盾を感じてきているかといえばそうではなく、何か日本人の一番の特徴が、その辺にあるのではないでしょうか。
これは決して悪いことではなく、かえってその矛盾をうまくすり抜けながら、上手に振舞っているのが、社会なのかもしれません。
特に政治の世界では、当たり前のように繰り返され、そこでつく、説得的な発言を、一般的に言い訳といいます。
なんだかんだいいながらも、人間生活の中で、言い訳や繕いだけで、うまくやってきた事実も、侮れないものと思います。
しかしながらこの、矛盾という言葉の中に、もうひとつ違った意味での法則があることに気づかされます。
矛盾とは、矛(ほこ)の通らない盾と、どんな盾をも通す矛のことですが、どちらもお互いをけん制しあう、相反する物質であり、両方共の存在が、相手に対して、非常に有利性を持った現実がそこにあるのです。
思い込みの中に、自分はそうであると確信を持っていても、ある種方向や角度を変えたならば、それは道理の通らない理論に変わってきます。
要するに、矛盾ということになるのです。
これは相反するお互いの関係で、よく存在する出来事です。
そんな中で人間は、建前と本音をうまく利用し、お互いを牽制し合いながら、自分の意見を通そうとしています。
そのとき発生する、矛盾発生エネルギーにより、ことごとは意味をなくしていきます。
そうすることによって、そのお互いの方向性が、少しずれ込むだけで、逆にそこをうまく通過し、お互いの関係をよくする方向に導けるのです。
要するに、争わず、そこをうまく、くぐり抜けることにより、お互いの存在を認め合うという、逆のエネルギーを生み出すこともあるのです。
またその中で、相手の存在の現実を確認し合い、より強い方向へ、自分を導こうとします。
矛盾を解決するために、ある種の努力が生まれ、それを切磋琢磨という言葉で置き換え、うまく繕っているのも、社会生活では当たり前の現象なのです。
矛盾を感じたから、その場から意識を発するのではなく、矛盾を感じたからこそ、お互いの内容を深く理解し合い、解り合えたならば、社会生活は非常に素晴らしいものとなるでしょう。
そこをあまり追求しなくても、お互いを認め合うことにより、それはうまく融合し合う、一つの方法でもあるのです。
社会生活は大変矛盾だらけなものです。
それでいいんだという、楽観的な考え方と、そこを変えようとする努力が、未来を少しだけいいものに変えていったならば、決して矛盾はいけない現象ではないのです。

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デルファトラ星の6人の科学者の1人です。
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