誘惑の罠

神は何度も人を試す、なぜ人は試されるのでしょう。
　誘惑に弱い人間は、甘い言葉に騙され易い、そして何度も騙され、人を信用しない人になっていく。
　神を信じない人は、自分も信じていない。自然の怖さも、見えない世界の怖さも知らない。
　何不自由なく生きて行ける、そんな時代はもう終わろうとしている。お金で物が買えない、欲しい物が手に入らない、奪うしか無い、善悪の区別がつかなくなる。
　意識に著しい障害が表れて来る、何も無い恐怖に襲われる、孤独感が強くなり、そこから逃げるのに必死になる。
　罠を仕掛けたのは、妖怪化した動物霊や、悪魔に魂を売った生霊達、荒んで行く意識の中で、真実の扉が開く。その時、神は救いの手を差し伸べる。強い光が体を突き抜けて行く。温かい日差しを感じ、自分に戻る。
　物質的で無い戦いが始まろうとしています。感情や意識が乗っ取られ、操作される、本当に怖い戦いが今現実化しようとしているのです。