目覚める特殊能力

肉体の死は人間の死では有りません。この事を理解できるのが、倭民族に残された特殊能力の一つなんです。
　何故ならこの事が理解できないと、霊的現象を理解できなく、守護霊も指導霊も存在しない事に成ってしまうからです。
　肉体に霊体が宿って、初めて人間として動き出す事が出来る様に成り、そこに更なる霊体が宿り特殊能力を身に着けて行くのです。
　最終的には七つの霊体が宿り、一人前と成り、先に宿る神様からの分け御霊と融合しながら、環境や社会に順応して行くのです。
　ここに来て七つの霊体ではなく、九つの霊体が七つの御霊を持ち、自然と融合する超特殊能力を持つ人が生まれているのです。
　勿論生まれつきの人も居れば、突然そうなる人も居て、予知能力で未来を予言したり、テレパシーで会話をしたり、他人の中に勝手に入り込んで来たりと言ったような事が、起こり始めているのです。

地球の意識に合わせて

全ての物質が電子、陽子、中性子から成り立っているのなら、情報を収納しコントロールするシステムが必ず存在するはずです。
　人間の細胞も地球上の物質で出来ている以上、人間だけに意識や感情が有るなんて言う事は、可笑しな話に成ってしまいます。
　人間だけが特殊ではなく、逆に全ての物質に、意識や感情が有るとしたら、納得できるのではないでしょうか。
　情報を伝える電子、その情報を管理する中性子、そして何にでも変われる陽子。この三つが有る限り全ての生命体、そして物質、勿論地球にも、意識や感情は有るはずなんです。
　地球の意識がもし荒んでいたら、人間が癒してあげなければ、それを理解できるのは、人間しか居ないのです。
　意思疎通、意識の共有化、原点を求め一つに成れたなら、今回の危機は必ず、乗り越えられるはずなんです。
　地球の意識に合わせて、共鳴する響きは、今を変え未来に向かい、歩き出すはずです。

イメージ 想像する世界

創造、そしてより具体的に想像し作り上げる世界。現実が伴う、触れる環境にまで極めながら、形付けられて行く。
　音楽家も、建築家も、画家も、科学者も皆、無い物から始まり、形にして行く。創作される物は全て想像から始まり、イメージされる。
　今ある世界の全ては、神の創造から始まり、そして人間が生まれた。
　そして人間に与えられた素晴らしい能力、それが想像する意識。そこから生まれる、生活に伴う環境と現実。
　想像力が無ければ何も生まれない。だから想像する。不可能な事でも、そこから生まれたアイデアは、未来に託される。
　現実を要求しなければ、想像ほど楽しい世界は無い。何故ならそこには責任が無く、自由に想いを馳せる事が出来るからです。
　経験も非経験も、情報になれば過去の記憶。実体性を求めなければ問題は無く、自分以外の経験を楽しむ事も、出来るのです。

窓

部屋の東側に出窓があって、枕元から太陽が昇り朝日が差し込む、夜には時に月の光が差し込んで来る事も有る。
　南側には少し広い窓が有って、外の景色が良く見え、リンゴ畑の色づくリンゴが、秋の気配を教えてくれる。
　窓から見える色んな世界に、魅了されながら心が動かされ、また謎に包まれた遠い宇宙も感じさせてくれる。
　部屋の中と外の空間を繋いでくれる窓は、空と宇宙そして無限の広がり、そこに感動する自分が居て、心が癒されて行く、実に良く出来た文字なんです。
　窓を開けると、そこには新しい世界が待っている。静かに窓を閉めカーテンを引けば、自分だけの世界がそこに有る。
　少し意識するだけで、今までとは違う今が生まれ、変わり行く自分が、花に水をやりながら、遠い昔を思い出していた。

目覚める妖精

荒みかけていた意識の中で、妖精の声に耳を奪われる。夏が過ぎ、一雨毎に寒くなって来たと言うのに、今頃目覚めるなんて。
　いや違うこの妖精たちは、花から生まれたのでは無く、遠い昔からここに居て、ただ鳴りを潜めていただけなんだと。
　彼らが動き出すという事は、心美しい人が聖なる力を持ち、表に現れる事を意味するのではないでしょうか。
　自分の事はさて置き、他人の事を先に心配してくれる。そして未来を読み取り、方向性を定めてくれる。
　古代倭を作り上げた、光の精霊たちが大地に託した、全ての命に宿るはずだった妖精が、再び蘇りこの地を守ろうとしているのではないでしょうか。
　誰もが皆に耳を澄ませば、聞こえて来るはず。妖精たちの歌声が、その響きが濁った水を輝く水に変えて行く、美しい未来が生まれだしているのです。