[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
京都の春は山吹
松尾大社でしばらく過ごす
何時だったのか
余りよく覚えていない
ただ山吹が鮮やかだった
山を登り始める
水が湧き出してた
大きな岩
御神体
懐かしく思えた
山吹だけが記憶に残った
子どもの頃、山の畑
イチゴを作ってた
八重山吹が綺麗だった
今はもう荒れて
庄内柿の木が有るだけ
去年は一度も行かなかった
白く霞んだ朝
幻想的で清々しい
心が曇ってたのか
洗われた気分がした
穏やかな意識がしばらく続いた
役割に対する焦りが
少しだけ楽になった
迷いの中まだ歩いてる
分かってもらえない歯痒さが
朝露と一緒に消えて欲しかったのかも
仕方ないさ
自分に言い聞かせる
ゆっくり歩く
フキノトウが顔を出してた
桜が咲き始めた
水仙が風に揺れてる
暖かい日差しが
優しく感じた
久しぶりに家に居た
朝、車の上が真っ白い
十センチ程の雪
庭も草が隠れてしまった
昼過ぎる戻ると
何もなかったかの様に
雪は消えていた
春になったんだ
雀が騒いでる
会話が弾んでいるようだ
随分前の事、思い出した
雪の壁を登り
トタン屋根で遊んだ
遠くを眺めて
風に吹かれて
今はつまらない人間に
なってしまったなー
あの頃は全部
楽しかった
忘れているだけかも
嫌な事一杯あった
変わり者だから
のんびり過ごす
空を眺めてた
飛行機雲が消えていく
道を歩く人達
風が後ろから吹いてる
何かしたい事が見つからない
考える事が
なぜか面倒くさい
しばらくして
後ろを振り返ると
タンポポが咲いていた
普段の自分に戻る
慌ただしく何かしだす
時間が足りない
早く伝えないと
無くしてからでは
遅すぎるから
部屋を片付けた
古いノートが出てきた
見慣れた文字で
詩が書いてあった
タイトルはセピア色の山
だった
太陽が暴走して
周りを焼け焦がす
春になっても
木々は芽を出さない
草が少しだけ春を告げる
立ち枯れした街路樹
人々はうつむきながら
過ちに気付く
夢と希望が同時に
崩れ落ちる
やはり戦争が
起こってしまうのか
ボタンに手をかけたのは
神の仕業なの
人類は要らない
結論が出てしまったのか
あれから何年たったんだろう