点と線

突然の出会いが、運命を変える事も良くあります。
　必然的組み合わせが作る出会いではなく、偶然が織りなす突然の出会には、必ずと言って良い程、神々の関与が有ります。
　そして、そこから始まる運命的な出会いには、未来におけるストーリーは無く、動き出す時間の中で、パズルが組み立てられ、結果を作り出して行くのです。
　また一人一人の役割も、それぞれが自ら選択し、実行に移し、現実化させて行くのです。そしてその時、大きく分けて、点と線の関係が生まれて来ます。
　点はその場に留まり主体と成り、円を描く様に多くの人に影響を及ぼし、拠点と成って行き、線はそこから飛び出し旅人と成り、画期的な出会いを、作り出して行くのです。
　またお互いの役割が交差し、突き抜けた向こう側には、想像をも超える現実が、待って居ます。
　要するに、未来も運命も何一つ決まってはいない。幾らでも自分で変える事は出来る。だから人生は、面白いのです。
　良い出会いには感謝し、悪い出会いでは学べば良い。無駄な出会いは無いという事です。