肉体が有る不合理性

毎日の社会生活の中で、最もエネルギーを消費してしまうのが、物質における移動する為の手段です。
　電車に乗り、待ち合わせ場所までの移動。もし肉体が無かったら、霊体同士の待ち合わせに、時間も距離も無く、会おうと決めた瞬間に、出会いが可能と成ります。
　人類が抱える食糧危機も、肉体の浪費が無い為に起こらなくなり、環境への配慮が整う事は言うまでもありません。
　肉体が有る為の不合理を、少しでも軽くする為に肉体を運ばず、機械で画像や情報を配信し、授業も受けられるように成って来ていますが、十分では有りません。
　この分野をもっと確立した、現実の物とする事が出来たなら、確実に人類は大きな進歩を遂げる事に成るのです。
　肉体、霊体、魂を、それぞれを分離した状態で、現実の中に組み込み、社会生活を営む事はそんなに難しい事ではないのです。
　少しだけ観念にゆとりを持ち、意識の超越を図れればテレパシーも、未知の領域から現実の物と成る事でしょう。