神話の国

世界中の全ての宗教の元は、この日本に有るのです。
　４何年以上も農耕を続けて来た倭民族は、自然を敬い自然に感謝し、全てに宿る神を信じ、この地で暮らして来たのです。
　自然災害はいつの世も人々を苦しめ、恐怖を与えて来たし、天候に作用される農耕は、祈りの中で営まれた、儀式の様な物でも有ったのです。
　そこから始まる自然への信仰は、神の力に頼るしかなく、作物の実りそして豊作を祈り、そこから多くの神話が、生まれて来たのです。
　宇宙創造の神、国生みの神、太陽、月。そして穀物の神、山、風、大木、大岩、全てが神であり、祈りを捧げ感謝し暮らして来たのです。
　何時の日か日本を統治する人が現れ、人神と成っていったのですが、農業を進め用水路を作り、水を操り、暮らしを安定させるよう尽くし、また祈り続けていたのです。
　八百万の神に守られ、地球で一番素晴らしい島は、戦う民族が来る前は、平安の中で暮らして来たのです。