記憶の隅に有る物は

デルファトラ星で過ごした日々を、時に思い出す事が有ります。時間という観念が無く、今が何日なのか、また何時なのか考える必要性も無く、ただ通り過ぎる風の中で、開かれた心が自由に時の光を浴びてる。
　死と言う世界は其処には無い。愛の行方に心惑うことも無く、穏やかな、ただただ平穏な日々が続き、感情は刺激を求めたりしない。
　デルファトラ星では、全てが満たされた空間に超越され、誰もが神であり、そして人間でもあるのです。
　争う心は意味を待たず、幸せは、ささやかな目の前の現象に委ねられ、豊かな想いは想像と未来を融合させ、今を満たすのです。
　今の地球もかつては、満たされた世界だったに違いありません。失われた物が有るとしたならば、心の隅に眠る真実かもしれませんね。

荒んで行く地球意識

人間には喜怒哀楽があり、泣いたり笑ったり、怒ったり悲しんだり、沢山の感情を上手くコントロールしながら、毎日を生きています。
　悲しみから逃れられず、荒んだ地球の意識に気付こうともしないで、甘えるだけ甘えて勝手な事ばかりしてきたのです。
　夢の中に、大きな火山が噴火している映像が出てきました。その振動で古いダムが決壊し洪水を起こし、人々が路頭に迷う、そんな姿が。
　これからは何が起きても可笑しくは有りません。しかし私達にも出来る事が有ります。それは地球意識と融合し、地球と共に今の問題を解決する方向へ、協力する事なんです。
　その為にはやはりオリハルコンを正常に動かす事、一日も早く心ある聖なる意識が六人揃い、湖に沈むオリハルコンに、聖なるエネルギーを送らなくてはなりません。
　古代文明の最高の科学が残したオリハルコンは、地球と意識共有しながら環境の浄化へと動き、地球上の水、全ての有り方を変え、三次元そのものを瞬間に高次元化し、その後、元の形に戻す事でしょう。

自然神からの教え

日本列島に住む私達は、四季が有って季節毎の楽しみがあり、一年を通して平凡の中にも変化に富んだ、面白味が有ります。
　植物達も一緒で、この季節の移り変わりを生き抜く為の知恵が沢山有り、中でも真冬を乗り越える生き方には凄さを感じます。
　本来なら私達も、この厳しい冬を生き抜く知恵が沢山有ったはずなのに、環境が整い過ぎてしまった結果、能力を失いつつあるのです。
　自然神は全ての生命達に、環境への順応性と生き抜く知恵を授け、厳しさと優しさ、そして強さを教えてくれたのです。
　私達は自然神からの教えを守らず、勝手な考えから環境を破壊し、化石燃料を使い続け、この地球を温暖化という最悪の結末を迎えさせようとしているのです。
　これからは自然的な驚異にさらされながらも、ここで生きるしかありません。そして気付いた時は遅すぎます。自然は既に動き始めてしまったのです。

夢を抱いて明日へ

振り返ってみたら、そこに有る物は迷い悩んだ日々と、人の温かさ優しさ。別れと出会い、意味のない時間が多過ぎて焦っている様だった。
　具体的な希望が幾つか有って、夢から覚め現実の明日へ向かうのですが、答えを見つけないという約束は守って行きたい。
　豊かな想像が多くの人と共有化され、肉体を離れた旅は、自由を満喫し自然の中で戯れる、心が満たされ肉体に帰る。
　距離と時間が超越された世界、一日を一年の様に過ごせるなんて、神が与えてくれた想像する能力に感謝し、夢を抱いて明日へと向かう。
　願いや想い、そして欲しいもの全部、もちろん喜びも悲しみも、未来も現実もあらゆる物全てが、満たされる世界に陥るその瞬間、何も要らない事に気付き、白いページが開かれる。
　その時神々の世界の扉が開き、大いなる歓迎を受ける事でしょう。

微笑みかける神々

何時も側に居て守ってくれる。そしてニコニコ笑ってる。転びそうな時は、手を差し伸べ助けてくれる。
　神は何故そんなに優しいのと聞くと、人間を作ったのは神でしょう、だから。そして神を必要としてくれるのが人間だからって言うのです。
　どんな人間にも神が付いていて、色んな事を教えてくれるのに、その教えを守らず、声に耳を傾けようとしない、そんな人が居るのですが。
　最近、遠くの神々からのメッセージが届きました。その内容は、地球の在り方が全ての宇宙に影響するから、地球意識に入り込んで協力して下さいと。
　こんなに罪深き人間が多くても、地球は笑みを崩さない。守る為には仕方ない出来事も、受け入　れなくてはならない事を教えている。
　勇気が有れば乗り越えられる。これから起こる悲しみの出来事も、未来に繋がる道が他に残されていないのなら、進むしかないのです。
　絶え間ない神々の微笑みが優し過ぎるから、甘えて今日まで来てしまいました。