肉体の死は人間の死ではない

世界の殆どの民族は、肉体の死が人間の死と考えていますが、この日本では死んでから出世する事も有り、魂の存在、霊の存在が、確立されています。
　確かに人間は、肉体、霊体、魂と三つに分けて、考える事が出来ますが、しかし死は、肉体だけに訪れる現象なのです。
　そして死の恐怖は確かに有りますが、死後の世界が理解出来ていたなら、そんなに怖く思う必要はないのです。
　肉体を離れた魂は、神様の元へと返されます。何故なら元々神様から分け御霊として、お預かりした物だからです。
　そして霊体は初七日の法要を経て、閻魔大王の許可が下りると、お釈迦様の弟子と成り、修業の道を歩むのです。
　死後の世界は、全てが自由で、自分が一番輝いていた年に戻る事も、好きな食べ物を思いっきり食べる事も出来るし、毎日祝宴を開く事も出来るのです。
　ただし閻魔大王の査察を受け、許可された霊体にのみ、与えられた権利なんです。
　だからこそ生きて居る時の、行いが大事だし、自殺しても、何の解決も得られないと言う事なんです。