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雪解け水

 今年の冬は、とても多くの雪をこの日本列島は抱える事になりました。
 東北から中部地方にかけて山に積もった多くの雪は、この豊かな日本列島を作り上げる上で、非常に大切な現象なのでしょう。この前、山陰地方を旅した時、山の中に小さな小川のせせらぎがなかった事に驚かされました。今、春の雪解けを待つ山の中には、自然に出来たしかも春だけに存在する、小さな小川が沢山出来ています。 
 あたかも山から沢山の湧き水が出ている様に、透き通った透明感の中で沢山のそういった現実が、中部地方の山では感じる事が出来るのです。日本海に流れる暖流は、アルプス越えの時に冷やされ、雪となってきます。山に積もった何メートルもの雪は、春になり少しずつ溶け出し、この日本列島に豊かな水の資源を作り出しているのです。
 どんなに汲み上げたとしても、この山に雪が降る以上、日本列島から水が消える事はないのです。しかも山に積もった白い雪達はいきなり解けるのではなく、少しずつ少しずつ落ち葉の中を抜けながら地面へと染み込み、やがてそれは伏流水となり大地は潤い始め、植物達はその恵みに対して非常に豊かな生育を見せているのではないでしょうか。
 地球上において、この日本列島の位置とこの日本列島を囲む様に流れる海流にも、緻密に計算された様な大変素晴らしい法則が存在しているのです。この日本列島が地球上で最も豊かで、そして全ての生命体にとってこれ程素晴らしい環境は、他の国では考えられない程の出来事なのかもしれません。
 黒潮、親潮といった暖流もあり、寒流もあり、そして三千メートル級の高い山も存在し、そうかと思えば広い平野に恵まれ、大量に溢れ出る雪解け水により新潟地方では、また秋田地方や仙台地方でも、沢山の米所となり、金沢や福井も、この恩恵にあずかりながら農作業が行われているのです。
 もし日本に雪が降らなかったら、日本列島は直ぐに干上がってしまいます。仮にどんなに地下水を汲み上げられたとしても、この日本アルプスに降る雪が、必ずそれを満たしてくれるに違いありません。この日本に住み、この豊かな日本列島で生活出来る事は、世界に類を見ない程の恵まれた環境である事を、早くに理解して下さい。今自然に還る事が、とても大切であり、誰もがそれを望み始めています。
 日本に住んでいるから皆が自然に還ろうと思いますが、諸外国では自然は脅威であり、そこに還る事は逆に死を意味する様な、もちろん水も全くない様な砂漠地帯で、草すら容易に生えない程の厳しい環境の中で、多くの人々が暮らしている事も忘れてはなりません。
 この日本という豊か過ぎる程の環境の中で、私達はその環境に甘んじ、与えられたものその中で豊かに生活出来る事が、世界から見たらどんなに羨ましい事であるか、そこも認識した上で、これからの生き方を考えてみてはいかがでしょうか。
 今年は雪の多さで、非常に大変な冬を過ごしました。しかしこれは日本というこの島にとっては、大変大きな恵みであった事は間違いないのです。豊かな森は、今緑に溢れ多くの人の心を和ませ、美食である山菜は今、沢山採れ始めています。
 この豊かさの中でもう一度自然を見直し、ここで生きる事を決意してはいかがでしょうか。やがて来る危機的な社会現象の中で、日本にこの自然がある事が、私達はそれを感謝する日がやがて来るはずです。だからこそ、もう一度目をよく開き、自然を見て下さい。
 そして感じて下さい。未来の明るい兆しが見えるはずです。

 今まで多くの人が次元について語ってきましたが、その存在そのものが非常に不可思議なものであり、確認する事すら出来ない、そういった多次元があまりにも多いのが現実であります。
 点から始まる次元は、線になり平面になり、そして三次元が出現してきます。ここまでは良いのですが、そこに時間が加わったり、意識が加わったり、神とかそういった高い位の関係における観念から、高次元的な考えが生まれてきました。
 例えば、菩薩様であるならば七次元以上とか、如来様なら九次元以上とか、神々達はもっと高い次元の中に存在していると言われていますが、この地球上においてもちろんこの宇宙全体から見ても、次元という観念を持っているのは私達人間だけに起こる、とっても不可思議な現象なのです。
 今居る現実を、物質社会を、三次元という言い方で全てを捉える事も、かえってこれは危険な考えなのかもしれません。なぜなら、エネルギー依存しながら全ての次元が存在する以上、三次元の存在は絶対的なものであり、ゆるぎない現実のものとして私達の全てを覆い尽くしているのです。
 最近騒がれている様な高次元化は、三次元以上の豊かな意識や優れた観念の中で、その次元を有効的に利用する事を考えているのですが、こういった現象を含め実際に人間以外の生命体にとって、その事について何か多くの意味を持っているとは非常に考えにくいものであります。
 なぜならば、他の生命体は現実を最重要視し、それ以外の事に対して興味を持つ事はないからです。しかし、人間には脳が存在し、見えない世界や、もちろん未来的な観念も含め、三次元以外の多くの多次元を想像し、そしてそれがあたかも存在する様に、しかもそれが三次元以外の場所にある様な観念がありますが、これを理解する上で、物理学や科学を使ってもそれを証明する事は、全く不可能と言えるでしょう。
 あのブラックホールであっても三次元下に起こる現象であり、今はかなりの領域でその理論が公のものとなってきました。しかし次元を討論した時、その存在を明解にする様な物的証拠はどこにもないのです。それどころか逆に否定しようとしたならば、いくらでも否定できる根拠が、あまりにも多い事も現実なのです。
 しかし、こういった現象を、人間というこの地球上で最も不可思議な生命体にとって、未知の領域と、現実を分けて考える事から始まり、多次元の存在に大きく期待感を持っている事も現実なのです。逆に言ったならば、これらの現象は人間だけに与えられた、しかも共有された意識の中で起こりうる観念の中に、こういった科学が存在するのかもしれません。
 要するに次元とは、人間だけに与えられた特殊な観念である、そういった考え方の方が正しい様に思われます。しかし多くの人が次元について語っている現実の中で、確かに私達の心の中には、多くのそういった意識が存在している事は、否定できるものではありません。
 しかしながら私達は今、この三次元の中で、肉体を持ち、その肉体のエネルギーに依存しながら、意識や心が存在する以上、発想する原点においては三次元の存在が不可欠なのです。
 要するに、もしこの観念をもう少し理解できる様に説明するとするならば、全ての次元は三次元内における意識的な現象であり、その未知的な領域に対して私達人間が、多くを想像しそこに夢と期待を注ぎ込んできた、その現実は否定する事は出来ないのです。
 逆に三次元の中に、そういった高次元が存在するという形でそこを置き換えたならば、非常に理解が深まり、ここでの観念は、心の豊かさとか、思いの領域のそのスペースを限りなく広げる、そういったロマンに満ちた現実でもあるのです。
 否定するのではなく、そこを逆にこの様な形で言い換えてあげたならば、もっと理解が深まるのではないでしょうか。人間というのはとても素晴らしい生命体である事、この地球にとって選ばれた命であり、この地球において未知的な現象をも理解出来る、唯一の生命体なのです。

35億年という、長い歳月をかけながら、この地球で、どのように生きたらいいのか、そんな生命体における、小さな努力が、今の地球を作り上げてきたのです。
環境への適合が、どのように行われてきたのか、そして、常に環境の変化の中で、どうやって生きる力を見出してきたのか、私達人間が、学問や理論の中からそれを学ぶことは、大変難しいことと思われます。
しかし目の前に見える現実の中で、それをうまく利用しようとして、人間達は様々な研究の中から、遺伝子組み換えという、生命体にとって大変な、悪魔的領域を作り上げてしまったのです。
たぶん、遺伝子組み換えされた、彼らからは、人間はきっと、悪魔と呼ばれているに違いありません。
このような、間違った考え方の中で、天に唾を吐いた報いは、自分に返ってきます。
今世界中で、意識障害者が、急激に増加しています。
何故ならば、私達人間の遺伝子も、この地球における環境適合の中で進化し、今まで生きてきたからです。
なのに人間達は、環境を無視し、自分達の都合のいい形で、その生命体を、そしてその命を、弄くり回して、勝手なことをし過ぎてしまったのです。
その結果、未来における、そういった生命体と人間達は、環境適合が不可能となり、要するに、絶滅せざるを得ない、そういった現象がこれから現れるのです。
環境への適合と進化の中で、35億年かけて築かれた、その命のプログラムが、いとも簡単に改ざんされ、その能力を失う結果となってしまったのです。
しかし人間以外の生命体は、とても力強いものがあります。
彼らは人間のように、何かをごまかすといったような、手を抜いた反応をせず、現実と一体化しながら、この地球で生きてきた、そういった生命体は、地球の環境と、うまく適合し、要するに、寒さをしのぐこともなくそれに耐え、暑さをしのぐこともなくそれに耐え、それが、環境への適合なのです。
人間達はその逆に、寒かったら暖かくし、熱かったらクーラーで部屋を涼しくしたりし、環境を無視した形で、自分達が持つ、自然界における能力を失わせてきたのです。
その結果、もうすぐ、そこに大きな危機があらわれることは間違いないのですが、もし、この危機を乗り越えることが出来るとするならば、環境の中で生き続けてきた、彼らのプログラムが、最も有効的になるでしょう。
まだ間に合うのです。
種の保存をいかにするのか、要するに、この地球で生きる、そしてこの日本で生きる、その本来持つ能力を失っていない生命体、彼らに、私達の肉体が、依存することにより、新しい未来、要するに、最も古い生き方が、環境に適合した、その頃の生き方へと、肉体的現象を導いたならば、新しい世界が築かれてくることは間違いないと思われます。
是非心ある人達は、その種の保存に協力してください。
出来るだけ多くの原種を集め、そこに人間達の、欲を絡み合わせず、その生命体が持つ、本来の生き方に、私達は、そこから多くのものを学ばなければなりません。
是非、たくさんの原種を集めてください。
そして、育て、子孫繁栄させてください。
その種の保存において、これから起こる危機的な現象の中で、必ず有効利用できることは間違いないのです。
私達の意識の中にもまだ残っているのです。
人間の科学が始まる前に、築き上げてきた、環境への対応能力が、きっと蘇ることでしょう。
彼らと接することが出来たならば、まだ残る私達の能力を、もう一度蘇らせ、この地球で、生きる喜びを感じることが出来たならば、とても素晴らしいことだと思います。

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デルファトラ星の6人の科学者の1人です。
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