高次元の扉は意識の中に

まずここでは、現実と言う言葉を無視しなければ、何も始まりません。
　観念に囚われ過ぎて、現実が無視出来ないから、高次元界と言う言葉は知っていても、どうすれば良いのかが分からなく、書物をあさって、理解しようとするのです。
　しかし、そこからは何も学べない。何故なら著者自身が、勝手な解釈で、それぞれが違っているからなのです。
　三次元の物質社会を超え、高次元界が存在する訳が無い。しかしその存在には、確かな物が有るのです。
　それは私達には現実を離れ、三次元のエネルギーを利用した、意識と言う確立された世界が、存在するからなのです。
　次元と言う観念を外し、意識を研ぎ澄まし、究極の想像力を身に付け、扉を開き耳を澄ますのです。
　肉体を超越し、意識界は全ての物と調和し、今までとは違った世界を、経験させてくれます。
　神の声とも思える自然界の囁き、過去と未来が同一性の中で存在する。非物質化された空間に境目は無く、距離と時間がその存在を無くしてしまう。
　自由意識が創造する世界が、やがて現実の物と成って行くのです。だからこそ正しく未来を創造し、過ちを正し三次元との融合を、図らなければ成らないのです。