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	春先、雪が解けて、畑に出かけてみると、あちこちにたくさんの穴が開いています。
	野鼠達は冬の間、地面の中で温かく過ごし、春を待っていることでしょう。
	穴はいくつも開いていき、その地下トンネルは幾重にも張り巡らされ、色々なところにいけるようになっているに違いありません。
	簡単な鼠捕りを、先っぽにりんごをくっつけ、鼠の穴に仕掛けてみました。
	10分もしないうちにパチンと音がし、一日で20匹以上、捕まえることが出来ました。
	その鼠を端の方に放っておくと、いつの間にかカラスが飛んできて、ありがたそうに銜えていくのです。
	自然界には無駄がないから、今そういった面では、農業がされなくなった草原は、鼠達や自然の動物達にとっては、大変豊かな大地に変わりつつあるのでしょう。
	70年に一度花が咲くといわれている竹があります。
	一斉に咲き続けるので、竹の実がたくさんできて、野鼠達はこの豊富な餌の中で、極端な例、たった20日間で成熟し、子どもを産み続けるねずみは、急激に数を増やします。
	そしてその繁栄は、その1年間においては、大変素晴らしい平和に満ちた現象ではないでしょうか。
	地球の人口も70億を超え、竹の花が咲いたときの鼠の状態が起こっているような気がします。
	豊かさと便利さの中で、そして科学が特別な力を持ち、医学も大変進み、地球の人口は急激な変化の中で増え続けてきました。
	しかし、この繁栄がいつまで続くのか、極めて危険な状態といえるのではないでしょうか。
	竹の花は、次咲くのは70年後です。
	増えすぎた野鼠達は、大変な食糧危機をやがて迎えることになります。
	ある科学者がその研究をし、こう発表しています。
	増えすぎた野鼠達は、お腹が空き、とりあえず辺りのものを何でも食べ始めます。
	そして食べ尽くされたとき、一匹の野鼠が仲間の肉を食べ始めるのです。
	それを見た野鼠達は、お互いがお互いを食べ始める行為に出ます。
	要するに共食いです。
	人間達が戦争を行ったのは、領土や権利を得るためでしたが、これは共食いではありません。
	しかしながら、野鼠達は生きるために、仲間を食べ続けるのです。
	やがてこの地球も食糧危機になれば、砂漠化が進み、牧草が激減し、酪農や養豚が出来なくなる日も、そう遠くないのかもしれません。
	本来は草食系であった恐竜達が肉食になっていったように、人間達もその逆に、草食系に戻ることはそう難しいことではないでしょう。
	そうした中でいったとしても、これから迎える危機は、回避することは非常に困難だと思われます。
	野鼠達は共食いをし尽くした後、その免疫力は著しく下がり、多くの病気と共にそれは蔓延し、意識が狂い始めた中、最終決断を下すといわれています。
	大量の野鼠達が、川に向かって大移動を始めるのです。
	そして次々とその川に飛び込み、最後を迎えることになるのだと研究者は言っています。
	やがて訪れる、私達の人間環境も、同じような結末を迎えるのではないかと想像するのは当たり前のことでしょう。
	今世界各国で起こっている暴動が、全世界に広がることは、考えておいた方がいいと思われます。
	食べるためではなく、自分達の生活環境のために暴動が行われていますが、やがて秩序は乱れ、強奪や強姦が至るところで繰り広げられ、国家権力も及ばないところで激しい戦いが行われることは、多分避けられないことでしょう。
	生産を失った社会は、要するに、農家の人達がどんなに農業をして食べ物を生産しても、彼らによって強奪されたならば、やがて作ることをしなくなるのは、当たり前の法則なのです。
	漁師達が取った魚を略奪されたならば、漁師も魚を取ることをやめてしまうでしょう。
	こんなことから、この地球に人間社会において、急激な食糧危機が訪れることになるのです。
	野鼠の理論を教訓とし、そこから逃れるすべを構築しなければなりません。
	そのために今、あらゆる計画の中で、未来へ向かう法則を、みんなで考えてみてはいかがでしょうか。