意識の移動と悟り

毎日の生活は観念に捕らわれながら、それでも自由を求め楽しく過ごしているのですが、地球の意識が変わった今、大きく変わろうとしています。
　これからは対人間的な意識移動から離れ、逆に人間以外の生命体や物質に対して、どう意識を移動させるのかが問題と成って来ます。
　何故なら今までの観念が余りにも現実を阻害し、人間が勝手な解釈で作り出した過ちが、正しく思われていたからなんです。
　この地球に生きる生命体は人間以外にも、優れた能力を持った者が存在し、それが物質的でない場合も有るのです。
　出来る事なら、意識移動を人間から植物に、そして微生物に、そして鉱物に、そして無機物へと移動させる事で、悟りが開かれて行くのです。
　その結果、新しい情報に満たされ、大宇宙の全てを知る事に成るのです。

潜在意識の扉を開けて

日常生活の上では、観念がその多くを担い、困難なく毎日を過ごす事が出来ますが、その結果マンネリ化が進み、変化は乏しく成ってしまいます。
　そして考える事も億劫に成り、平凡が当たり前で、繰り返される時間の中、有意義に過ごして居るのかさえ、分からなく成ってしまうのです。
　そんな生活から抜け出す為には、ただ変化を求めても駄目。大切な事は、如何に想像力を高め現実を新しい表現に変えるかが問題なんです。
　その為には、潜在意識の中に眠る感性の扉を開き、意識の方向や角度を変え、捉え方の全てを観念を外した形で見れるかに、かかっています。
　睡眠中に起こる夢の感性が、突拍子も無く現実離れしていても、それを作り出す潜在意識は当たり前の現象と捉え、脳に自由な時間と遊びを与えてくれているのです。
　近い未来、究極の感性が、潜在意識と融合し想像性を高め、共有化される情報を有効利用する。そんな時代に成って行くはずなんです。

他人事 自分事

自分の事は悪く言われたくないのに、他人の事を悪く言うのはとても楽しく、爽快な気分になれるのは何故でしょうか。
　そこには責任と言う言葉が存在しないからに過ぎません。自分事の場合、必ず責任が付きまとい、時には自分を追い込む事に成ってしまう事もあるのです。
　そんな時、他人から自分を見る。要するに、こんな事を言ったら自分がどう見られるか。こんな事をしたら自分がどう見られるか考えた上で、言葉や行動に出たなら、別の見方が出来るかもしれません。
　しかし何を言っても何をしても、他人を変える事は困難を要します。だからこそ、気付きと悟りが本人から起こらせるよう努める必要が有るのです。
　よって、他人を変える事がどんなに難しいかを知り、手っ取り早く自分が変わる事を望んだ方が、容易いのです。

情報と医学の融合

私達の体は、両親から引き継がれた遺伝子により形成され、肉体に起こる現象の殆どが、脳により管理されています。
　しかし脳は情報の処理をしているに過ぎなく、エネルギー的な物や腸内細菌における現象は、ミトコンドリアの管理が想像できます。
　しかし脳の中にミトコンドリアが一番多く存在し、脳そのものが、ミトコンドリアの集合体なのかもしれません。
　いずれにせよ情報の管理が最も大切であり、その管理により肉体が持つ自然治癒力の能力が、発揮出来るのかもしれません。
　だからこそ医学的な見地から見ても、情報の有り方と健康との関わりを理解しなければ、病気の改善や健康維持と情報の関わりを理解出来ないのです。
　逆に情報を上手く利用出来れば少ない処置が可能に成るのかもしれません。

記憶と経験

遺伝子を形成して来る過程に於いて、経験を記憶しながら、そのポジションをどこに置くか瞬時の判断が要求されます。
　中には経験しても記憶させない、そんな事が起こる場合が有ります。
　その場合、過去の経験と記憶の中に、同一性の物が有るかどうかが問題で、その事を解決するためには、莫大の情報量をどう処理するかが問題なんです。
　無限大とも言える情報は脳だけが管理して居る訳では無く、ミトコンドリアがその一部の問題を解決しくれているのです。
　特に人間以外の生命体では、ミトコンドリアの指示に従い殆どの機能は作動し子孫繁栄にも役立っているのです。
　しかし人間にはもう一つの驚異的なメモリー装置が有、それが次元を超えた世界の正体でも有るのです。
　物質社会に観念を置きながらも、その存在は確かに感じる事が出来、その正体が何なのかが問題にされる事は無かったのです。
　何故なら超意識や顕在意識が、遺伝子の経験だけでは説明がつきにくく、それ以外の物にたよるほか無いからなんです。