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日本中どこにでも咲いているのがたんぽぽではないでしょうか。
春早くから咲いたたんぽぽは、いつの間にか綿帽子となり大空にと羽ばたいていきます。その小さな種が風に吹かれいつの間にか遠くまで飛んでいきます。落ちる場所を選ばないたんぽぽ達は、落ちた場所を全ての条件を満たす場所と考え、例えそこが交通量の激しい場所であったとしてもそのアスファルトの小さな割れ目の中であったとしても不平不満を言わず一生懸命咲こうとするのです。
あと10cm離れた所に緑の大草原があったとしても、今居る自分の場所を自分に与えてもらった全ての場所と考え、そこで一生を過ごそうと最善をつくすのです。このけなげさがあるからこそ日本中にたんぽぽは咲いているのでしょう。この力強さは私達にも、多くの教訓と生き様を教えてくれる様な気がします。踏みつけられたとしてもなんの文句も言わず一生懸命咲く、そんな姿がとても力強く見えます。
やはりたんぽぽの持つ能力はとても素晴らしく、なんと言っても風をあの様に上手く利用し、大空に舞い上がるパラグライダーの様に小さな羽を広げどこまでも飛んでいくこの能力はいつどこで身に付けたのでしょうか。
今咲いているたんぽぽは日本のものではありません。日本古来のたんぽぽは花びらが白く、葉のギザギザもあまりないとても穏やかなたんぽぽです。壱岐(いき)の島のある神社に行った時、沢山綺麗に咲いていてとても新鮮に思いました。
今は外国から飛んできた黄色いたんぽぽが、あっという間に日本中を制覇しました。進化の過程の中で植物達も、この地球という存在の中でもの凄い進化をとげてきたのでしょう。それぞれがこの環境の中で上手く生き様としたならば、この環境に適合しながら生きるしかないのです。
強い物が生き残れるものではありません。たんぽぽはけして強いわけではありません。しかしこの地球ではまして日本では力強く生きている様に見えます。
そこから多くを学び、自分の人生に生かしてみてはいかがでしょうか。