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 日本中あちこちに山ぶどうが地生しています。
 自然の中で彼は、力強く生き続けているのです。寒さにも強く標高1000mを超える様な高地でも繁殖力は強く、絶える事がありません。山ぶどうの葉は、春先まだ若い時は天ぷらにすると美味しく食べられます。秋になって粒は小さいですが、沢山の濃い紫色の実は山を豊かにしてくれます。
 昔から山に行けば、いくらでも山ぶどうは取れたものです。野生で力強くその酸っぱい実を食べた時、目が覚める思いがします。とにかく沢山あり何処にでも生えています。しかしこの日本では、その山ぶどうから葡萄酒を作り神にお供えをしたという文献は残っていません。最近は葡萄酒でお祝いする神社が現れてきました。
 その昔はどこもが日本酒でお祭りをしたものです。お神酒と言えばお米から作った日本酒が当たり前で、それ以外の物はあまり多く使われませんでした。なぜこんなに沢山、山ぶどうでお酒を造らなかったのでしょうか。 最も貴重なお米から酒を造らず、山ぶどうからお酒を造った方が良いのではないでしょうか。そういった疑問が沸いてくるのは当たり前の事です。その理由をいくつか考えてみると、日本食に合わなかったのかもしれません。ヨーロッパではお肉に赤ワインはつきものです。
 なぜかと言えばお肉を食べると胃で消化する為、胃液が沢山でます。その出過ぎた胃液を赤ワインのアルカリ性という性質が上手くかみ合い、また肉の旨み成分と上手く絡みあったのでしょう。
 逆に日本人は米食文化です。その為ヨーロッパの人程、胃酸が出にくいのです。その為、食前酒は酸性の日本酒が用いられたのです。最近は日本人もお肉を沢山食べる様になりました。しばらくすると日本人にも胃酸が沢山出て肉食文化が定着されるのかもしれませんが、基本的には日本人には合わないのかもしれません。
 その事を昔の人はよく知っていたからこそ、山ぶどう酒を造らなかったのかもしれませんね。

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