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 今からどの位の月日がたっているのか詳しくは分かりませんが、記憶に残る未来の地球は、今とは全く違う生活をしています。
 ジャングルや森の中に大きな透明なドームが存在し、その中に町があります。そこで生活に使われたあらゆる物質は、そこで処理され地球の大気を全く汚さないようにシステム化されているのです。町と街を繋ぐ道路は一本もなく、どうやら地下に埋め込まれた光ファイバーの様なものが町を繋ぐ唯一の物となっています。物質を移動し流通を図ったり、人々が移動して交流をする、そんな姿がどこにも見る事が出来ません。
 しかし、ドームの中で孤立した状態で生活している訳ではありません。情報的に優れた科学を持ち、世界中を自由に旅は出来るのです。過去に起こった全ての生活情報環境における豊かな自然情報、そういった情報管理の下で人々は生活し、今の様に体を移動して、会議をしたり、旅行するなど、無駄なエネルギーを使用せずその行為は行われるのです。時間を少しだけずらすだけで、全ての行為は過去のものとなります。
 例えば、美味しい物を食べてる最中と食べ終わってしまった関係の中で、未来から過去へと時間を移動させる事により、情報が現実化する事が容易に出来るのです。本を開くと、その登場人物の情報を共有化する事に、現実と非現実が同居した状態で楽しむ事が出来るのです。
 各家の中には小さな透明な椅子があり、それは家族の分だけ用意されています。右側の肘掛の先端に6cm位の丸い穴が開いていて、自分の情報を全て記憶したクリスタルメモリーボールを差し込み、記憶と情報と、感覚と感性を上手く交差させながら、人間同士の意識交流が図られるのです。記憶の中では、現実に起こらなくても記憶にさえ残ればそれが非現実でも、さほど意味の無い事なのです。
 例えば友達が海外旅行に行ってきて自分は行ってないとしても、その時の写真を見ながらその人と情報共有すれば、自分も行ったのと同じ経験が記憶に残るのです。こんな事をスムーズに行いながら未来の地球は、平穏な毎日を過ごしているのです。
 炭水化物製造装置があり、匂いも味覚もデジタル化され、表現やその色さえも物質的な情報でコントロールされ、あたかも自分の一番好きな食事風景が再現されるのです。8割以上の現実がバーチャル化され、2割の現実と上手く交流が図れているのです。
 そんな未来の経験がこれからの人類に役立つ事があるなら、いつかまた話を続けてみたいと思います。

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デルファトラ星の6人の科学者の1人です。
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