未来予測

　最近未来の読みが外れて、損をしている人が居ます。少し詳しく分析してみましょう。
　明日どうなるか分からないなどと良く人は言いますが、結構、明日や未来の事考えて、毎日を過ごして居るものです。
　計画を立てたり、予定を決めたり、今の時間が明日へと繋がって行ってるから、当たり前の事の様に思えますが、その為には重要な事が有ります、それは必ず未来を予測して、その予測に従って計画を立てなければ成らないという事なのです。
　そこには、自分と他人の関係が関わって来ます。自分の考え方が正しいかなどは関係なく、他人との意識の疎通が図られ、そこに現実の環境が関与してきます。その総合的なバランスの中で、結果が表れてくるのです。
　読みを間違えてしまうと、計画や思いは全然違う方向へ進んでしまいます。その結果そんなはずじゃなかった、何て事に成ってしまうのです。
　思惑が外れるのは、未来予測に慎重さが欠けているからです。自分の思い通りに事が運ぶとは限らないのです。
　大切な事は自分がどう思うかではなくて、他人は自分の事をどう思っているかなのです。自分中心に物を考えるから、予測が外れるのです。自分がこうしたら他人はどうするだろうか、その時自分はどうしたら良いのか、先に二手三手読む事が大事です。
　前に海外から来た成功理論が有りましたが、奥ゆかしい日本人には余り向いてませんでした。控えめな実行力が大切で、前に出ようとする、俺が俺がは駄目なのです。何時か嫌われてしまいます。
　大切なのは品位と品格なのです。もちろん育ちも関係しますが、生まれ持った物が違う人も居ます。それを自分で作り上げてこそ、成功への道なのです。