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――今人類は危機的なときを迎えている。
そんな恐怖を感じる今日この頃ですが、何故こんな風に人類は、愚かな旅を続けているのでしょうか?
人間達の欲望は限界を超え、地位や名誉や、そして大いなる欲の世界で、今危機的なときを迎えていることでしょう。
原子力のエネルギーは、豊かさと恐怖を同時に与えてくれました。
医薬品や医学も、老人が長生きできたり、子ども達の死亡率を極限にまで減らしたりすることになりましたが、一つ失ったものがあるとするならば、人を思いやる豊かな心かもしれません。
自分さえ良ければのその世界で、人間達はその欲望の中で、未来のことなど考えないで進んできました。
そして、ヨーロッパの大暴動や、やがてこれはアジアやアメリカ大陸にまで広がることでしょう。
そしてアフリカの危機が、全世界の恐怖へと導かれることも、そんなに遠くない出来事といえるでしょう。
その後、人類は穏やかさを取り戻すことになると思いますが、その未来の地球では、わずかな人しか生き残っていません。
生き残る側へのチャンスは、どの様にしたら得られるのでしょうか?
生かされる人、生かされない人、その草分けは、どこにあるのでしょうか?

神はいいました。
『気付かない人を気付かせることはできません。
 解らない人を解らせることもできません。
 人の心を変えるなんて、そんな大それたことは、考えなくていいんですよ。
 人が人を変えるなんて、余りにも不可能な出来事ですよ』と。
自己満足を得るために存在し、自己警護能力が勝ることにより、穏やかなふりをしたり、解ったふりをしたり、理解し未来へ進もうというふりをしているだけなのです。
あくまでそれはふりであり、真実の世界ではありません。
解ったふりをし、そこにいるだけです。
話を聞いて、本を読んで、納得したかのように見えても、自己に戻った瞬間、その思いは消え去り、日常生活の中で、自分を守るため、そして自分を高めるため、解ったふりをするに違いありません。
いくら神が警鐘を鳴らそうが、人類は中々気付くことはありません。
欲望を満たすために、どこまでもずるい精神の中で、騙し合いが続いているのです。
この騙し合いの中からは、真実の扉は開かれることはありません。
繕いや装いの中で、人類は何をやっているのでしょうか。
そんなことをしても何の意味もないことに、早く気付くべきではないでしょうか。

今ここで、どういった人が生き残れるのか、その人を選ぶことは出来ません。
しかし、草分けは始まっています。
生き残れる人達は、生き残る価値と、その意味を理解していることでしょう。
生き残る人を選ぶことは出来ません。
自ら選ばれる方向へと進むしかないのです。
どうしたら選ばれるのかではなく、私を選んで下さいという、そういった自分への導きが、最も大切なことといえるでしょう。
自分の役割を、自分のためではなく、人類や地球や全ての生命を平等と考え、そこにどう生きるかが、大いなる問題となることでしょう。
決して甘えないで下さい。
自分のために生きたならば、確実に自己滅亡の方向へと進むことは間違いありません。
自分以外の命を生かす方向へと、自分の意識を向けたならば、彼らの力により、逆に自分は生かされることとなるのです。
間違えないで下さい。
私達は常に生かされているのです。
その理解がない限り、選ばれることはないでしょう。
たくさんの命を食べて生きてきた以上、そのたくさんの命に、どう感謝し、その命が永遠に続くことを願い、導かなければならないのです。

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