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日常生活の中で、二人以上の人間が存在し、社会生活が営まれています。
その時必ず表れる事柄に、意見の相違があります。
自分の意見を通そうとしても、相手の意見と食い違った時、その意見は通りません。
また多数決の権利の中では、多くの方の考えが容認され、少数意見は、尊重されることはあっても現実化することはないのです。
例えば身近な現象で、職場を考えてみましょう。
自分とは違う考え方の人が沢山います。
誰もがみな、自分の考え方が正しいと思い、行動します。
そして、何か意見のある時には、自分の考えが正しいとして発言します。
わざわざ間違った意見を言う人はいないのです。
話し合いは、正しい考え方のぶつかり合いなのです。
従って、お互いが歩み寄ることは非常に難しくなってくるのです。
そして、自分の意見を通そうとする時には必ず相手の意見を覆さなければならない、という現実にぶち当たります。
それでは、お互いが不愉快な思いをしてしまい、その後の人間関係に支障をきたすこともあるのです。

ではどうすれば、自分の意見を通し、人の意見も尊重し、お互いが合意の上で物事を進められるでしょうか?
そんな方法がもしあったとするならば、誰もが争わなくなります。
人間関係を上手く繕う為には、相手の考えを尊重し、その考えの方向性に便乗する形で自分の考えを載せこむという方法が、実は存在します。
相手は自分が正しいと思い、自分の意見を次から次へと述べていきます。
その相手の意見を、否定してはいけません。
逆に肯定した上に、上乗せし、自分の意見をプラスしていくのです。
そうすれば、相手は自分の意見を認めてくれたと思い、また満足度も増してきますが、結果的に載せられた意見に従うことになり、双方が歩み寄ることが出来るのです。
一般道路では、車が向き合いながら走行しているために、ちょっとよそ見するだけでも大きな事故を招きます。
しかしながら、高速道路のジャンクションでは、車が同じ方向をむいて走るので、相当危険な割り込みでも事故は起きにくいのです。
双方が同じ方向を向いていくことが、やはりここでは危険を回避する唯一の方法といえるでしょう。
このことからも学べるように、いかに方向性を一つにしていくかが問題となるのです。
何故ならば、誰もが仕事がやりやすいとか、早くに終わるとか、楽な形で過ごせるとか、向いてる方向性には全く問題はないのです。
ただその方法が、少しだけ違うに過ぎないのです。
反論と、議論と、そんな中には、答えはなかなか見出すことは出来ません。
それよりも、いかに相手の意見に便乗するかを考えたならば、世の中は上手く回り出すことでしょう。
昔の人は言いました。
長いものには巻かれろと。
この意味が、ここではよく分かってくると思います。
ずるいようですが、そんな生き方をしてみたらいかがでしょうか?

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