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天保の飢饉のとき、野山に入り、もちろん道端の草達も、特に東北地方は大変だったようですが、その草を食べて生き抜いたという、とても素晴らしい記述が残っています。
今、世界から穀物の輸入が止まったり、中国大陸から野菜が入ってこなくなったりしたならば、その当時と同じような危機的な現象が、この日本で起こる可能性は非常に大きいのです。
そんなとき、あの天保の飢饉のときに生き抜いた彼らの知恵や、そして考え方は、これからの日本人にとって、とても大切なことに思えてきます。
放射能レベルの基準も、新たに厳しく変わろうとしています。
ひょっとすると、食べ物そのものが、なくなってしまうかもしれないのです。
ましてや世界中に大きな問題が起こったとき、どこの国が日本のために、農作物を作ってくれるでしょうか。
今の日本は、農業はことごとく駄目になり、農家は大変な苦労を、今感じているのです。
政府の方針だから仕方ないとはいえ、やはり日本人は農耕民族ですから、米を作ったり、畑を耕したりすることが、私達の大きな役割の一つには違いないのです。

工業化社会になり、農業も、科学的な方法で行われるようになってしまいました。
遺伝子組み換えや、化学肥料、そして農薬、加工食品、添加物、酸化防止剤、この食という文化の中に、どれほどの科学が入り込んでいるのでしょうか。
本来、地球上に生まれた生命体は、地球という自然科学の中で生き続け、食物連鎖という形で命を繋いできました。
そこに今、科学が入り込み、自然界の情報はことごとく破壊され、それについていけない本能と遺伝子達は、この危機を乗り越えるために、逆に大暴走を始め、そのため精神的な病気が蔓延することとなりました。
食という文化の中に、取り返しのつかないところまで科学が入り込み、触れてはいけない神々が作り上げたプログラムをも破壊し、人間の本能をごまかす、その味覚から始まるごまかしの世界は、確実に本能を苦しめ、遺伝子を傷つけ、記憶を破壊しています。

未来を作り上げていくためには、安定した意識の発達が必要なのですが、子ども達において、本能の不安は究極に達しています。
何故なら、自然界にない、かつて遺伝子が経験したことのない、そういった科学が、食べ物の中に入り込んでいるからなのです。
もう本能という脳は、そういった食べ物に、ついていくことは出来ません。
理解できないまま、観念でそれをまとめようとし、そういった科学的に作られた、その食材は、脳の刺激を強めるため、かなりの勢いで、味を濃くし、味覚への反応を強めているのです。
その強い刺激の中で、脳の反応を見ながら、食という文化が進んでいることは、非常に危険な世界に陥ることになってしまいます。
そのごまかしと強い刺激は、ある程度までは、脳の中で計算されたことですが、今起こっている現象は、そうとは言い切れないのです。

本能は確実に求めています。
自然の中における、この何億年もの間生き続けてきた遺伝子が、経験の中から見出された、安全と安心を。
そのためには、まだこの地球に残された、手付かずの自然の中にしか、その安全と安心は存在していないのです。
今私達が、この脳の不安を取り除くためには、本能と一体化しながら、自然との共有の中で、食に対する人間の科学を、完全否定しなければいけない時期を迎えています。
何故ならば、もう私達の脳は、限界をはるかに超え、脳そのものの破壊が始まっているからなのです。
本能を安心させるためには、一番手っ取り早く、身近な方法が、野草を食べることなのです。
そういった、人間が全く手をつけていない、完璧な自然の中で、本能と融合できる情報が存在し、私達に本当の安らぎをもたらしてくれるのです。
今その脳を安心させなければ、脳そのものが破壊の方向に進むことは、止めることが出来ません。
出来るだけ早く自然と触れ合い、野草を食べ、脳と、もちろん本能、そして遺伝子の記憶に伴い、安全な生活をすることなのです。
遺伝子を持つ全ての生命体は、この地球の自然の中で、多くの記憶を持っているのです。
その記憶に適合するかどうかが、一番大きな問題なのです。
腸内細菌の持つ、遺伝子の記憶に適合する食材の使用であるならば、ほとんどの病気は解決できるものと思われます。
私達の本能を休ませてあげることが、どれほど大切なことなのか、是非わかって欲しいのです。

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デルファトラ星の6人の科学者の1人です。
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